2011年2月27日日曜日
明月院のレンテンローズ
クリスマスローズはときにレンテンローズとも呼ばれ、
呼び名の違いが紛らわしい花のひとつです。
クリスマスローズとはクリスマスの頃に咲く品種のことで、
ニゲル(ノイガー)が原種です。この時期(2~3月)に咲く
ものはオリエンタリスが原種です。西欧文化には四旬節(レント)
という宗教的な習慣があり、これがレンテンローズという
通称となりました。いずれもキリスト教文化に基づくものですから、
それぞれを分けて呼べばよいのですが、日本では総称して
クリスマスローズと呼ばれます。
この花も本来はレンテンローズと呼ぶべき花なのです。
ニゲルは白花が基本で、まれにピンクがある程度。
これに対し、オリエンタリスは白、ピンク、赤、紫など
さまざまな色合いがあるのが特徴です。
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