2010年11月16日火曜日

大町のキダチチョウセンアサガオ

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キダチチョウセンアサガオ  大町界隈

大町の民家の軒先にキダチチョウセンアサガオが大きな花をつけていました。
一般にはエンジェルズトランペットの方がわかりやすいでしょうか。
昼時だったのでそれほど強い香りはありませんでしたが、
この花は夕暮れ時に周囲に甘い香りを漂わせます。

チョウセンアサガオ属とキダチチョウセンアサガオ属は元は同一の属でしたが
いまは別種として扱われています。
見分けは簡単。前者の花は上を向き、後者は下を向きます。
ただし毒性があるのは両者ともに同じ。取り扱いには注意が必要です。

2010年11月15日月曜日

八雲神社のムラサキシキブ

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ムラサキシキブ  八雲神社

八雲神社の参道脇にムラサキシキブの大きな株があって
いまは鈴なりに実をつけています。
観光客が多く来ていて
紫色の実が珍しいのか、盛んに携帯で写真を撮っていました。
その様子を撮ったものもあるのですが顔が写っているので、
彼らが去ったあとの写真を1点。
これらの実は年末までまだまだ楽しめそうです。

2010年11月14日日曜日

妙本寺のカエデ

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モミジ  妙本寺

あと3、4週間もすると紅葉がはじまります。
紅葉と書いてモミジと呼ぶように、葉が赤くなると言えば
モミジ、つまりカエデのこと、というのが一般的な解釈でしょうが、
本来、モミジとは紅葉する植物全般を指して用いる言葉で
カエデの専売特許ではありません。
盆栽の世界などでは葉が5裂以上しているものをモミジ、
それ以外をカエデと呼び分けていますが、
植物学的には正しくありません。

カエデの語源はカエルデで、「蛙の手」が転訛したもの。
すでに万葉集に登場しています。
ということで、カエデで納めたいところですが、
写真はイロハモミジ。
うーむ、紛らわしいですね。(笑)

妙法寺のゲンノショウコ

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ゲンノショウコ  妙法寺

妙法寺の花壇の目立たないところでゲンノショウコが1輪だけ花をつけていました。
ゲンノショウコは古くから薬草として確固たる地位を築いていて、
貝原益軒の「大和本草」にも代表的な薬草として紹介されています。
下痢止めや整腸作用など多くの薬効があり、
しかもこれを服用するとすぐに効果が現れることから、
「現の証拠」の名が付きました。

この花は道端でふつうに見られます。
鎌倉では赤花が多いようですが、淡いピンクや、白花などもあります。

2010年11月13日土曜日

別願寺のマツバギク

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マツバギク  別願寺

別願寺の門前にはキンポウジュの足元にマツバギクが花をつけていました。
年の大半はこのふたつの花の取り合わせを楽しめます。

原産は南アフリカで花には強い光沢があります。
存在感の強さは古都に少し不似合いな気もしますが、
鎌倉では比較的よくみかけます。
名前は葉がマツに、花がキクに似ていることから。
葉が多肉系のせいで別名をサボテンギクとも言いますが
サボテンの仲間ではありません。

教恩寺のアノダ

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アノダ  教恩寺
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アノダ  教恩寺

教恩寺で見慣れぬ花を見つけたので調べてみるとアオイ科の植物でした。
たしかに花も葉もその特徴を持ち合わせています。
アノダという属名はわかったのですが種小名がなかなかわからない。
外観の良く似たアノダ・クリスタータかなとも思いましたが、
この品種は朝咲いて夜には落ちる一日花です。
教恩寺の花はそうではないので、再び調べ直し。
どうやらアノダ・ディレニアナのようです。
園芸店ではキャンディカップの名で売られている園芸品種だと思いますが、
みなさんの鑑定はいかがでしょうか?

2010年11月12日金曜日

大町のヤブラン

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ヤブラン  大町界隈

ヤブランの花が終わったかなと思ったら、もう実をつけています。
薄紫色の花をつけているときはどこか心許ない感じですが、
実をつけた姿は大地にどっしりと根づいた印象を与えます。
鳥たちにとっては寒くなって餌が少なくなるこの時期の貴重なエネルギー源ですね。

根は古くから生薬として用いられました。
和名は葉がランに似ていることによるのですが、
今日の名前が定着したのは江戸時代以降のこと。
万葉の時代は山菅(やますげ)と呼ばれていました。

常栄寺のハナシュクシャ

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ハナシュクシャ  常栄寺(ボタモチ寺)

常永寺の境内に入ると、左手の花壇は鬱蒼とした
ハナシュクシャ(ホワイトジンジャー)で覆われているのに気づきます。
元はといえば光則寺からもらった1株からなんだそうです。,
いまでは本家をしのぐスケールになりましたと、お寺の方が教えてくれました。
ショウガ科の植物は地下茎を発達させて、
他の植物を駆逐させつつ広がっていきます。余計なお世話ながら、
もう少し間引くと見栄えも増すのになあと思いつつ、お寺を後にしました。

2010年11月11日木曜日

秋日和

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秋日和  本興寺

このところすっきりとした青空が広がっていますね。
白く輝く雲がぽっかりと浮かんでのどかな感じです。
今年は猛暑でしたから鎌倉の紅葉までまだ1ヶ月近くはかかるでしょうか。
花散策にはもってこいの毎日です。

本興寺は長期間続いた本堂の工事も終わりすっきりとしたたたずまいを見せていました。
右手のサルスベリの巨木が真っ赤な花をつける夏が楽しみです。

報国寺のススキ(投稿)

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ススキ  報国寺

louluさんからもう1点、ススキの写真です。
ススキの名は「すくすくと立つ木」という意味から名づけられたとされます。
古名はオバナ。花穂が動物の尻尾に似ているのが名の由来です。
また、茅葺き屋根の茅はススキを指します。この名称にも背景があって、
「刈り取ったススキを葺いた屋根」から「刈屋根」と呼ばれ、
それを短縮して「カヤ」となったと言われます。
十五夜のススキもそうですが、生活のさまざまな面でススキは関わってきたのですね。



louluさんのコメント
報国寺の竹林を抜けた後の庭にありました。
後ろに山を控え鎌倉らしい1枚になったかなと思います。

安国論寺のセンリョウ

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センリョウ  妙法寺
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センリョウ  安国論寺

センリョウ(クササンゴ)が色づきはじめました。
安国論寺では黄色の実(キミノセンリョウとも呼ばれます)が、
お隣の妙法寺では赤色の実が付いていました。

センリョウやマンリョウは鎌倉の冬の光景になくてはならぬ存在です。
葉の上に実をつけるのがセンリョウ、下につけるのがマンリョウで、
このほかにヒャクリョウ(カラタチバナ)やジュウリョウ(ヤブコウジ)もあります。
縁起物として貨幣の名を付けたのでしょうね。

この貨幣単位は実の数を比較したもので、
マンリョウ、センリョウ、ヒャクリョウ、ジュウリョウの順に実が減ります。
ちなみに、センリョウはセンリョウ科の植物ですが、それ以外はヤブコウジ科です。
また、センリョウは葉の上に実をつけますが、それ以外は葉の下につけます。
鎌倉ではあまり見かけることはありませんが、イチリョウ(アリドオシ)もあるんですよ。

2010年11月10日水曜日

浄妙寺のハクチョウソウ(投稿)

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ハクチョウソウ  浄妙寺

louluさんからハクチョウソウの写真が送られてきました。
ハクチョウソウという和名は白鳥ではなく、白い蝶が舞っているように
見えることに由来します。別名をヤマモモソウとも呼びますが、
こちらは桃のような色をしているというのが名の由来のようです。
louluさんが撮られたのは赤花種ですが、
白からピンクに変化する品種なのかもしれません。


louluさんのコメント
浄妙寺の石釜ガーデンテラスの庭に咲いていました。
乙女のようなピンクの花が風に揺れて、
周りがふわっと明るくなっているように感じました。

妙本寺のチャノキ

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チャノキ  妙本寺
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チャノキ  妙本寺

この時期にはあまり花がない上に、山門の工事が行われていて
日中からそれほど参拝者は多くありません。
この日も、妙本寺名物?のひとつであるネコたちがのんびりうたた寝をしているだけでした。

境内には広場をはさんでサザンカと、写真のチャノキが花をいずれも
くすんだ白色の花をつけていました。

別願寺のキンポウジュ

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キンポウジュ  別願寺

別願寺の門前脇にキンポウジュが咲いています。
試験管を洗うブラシのような形状からボトルブラシプランツ(ブラシノキ)
という英名が付いていて、こちらの名の方がわかりやすい気もします。
でも鎌倉にはあまりそぐわないかもしれませんね。

キンポウジュ(金宝樹)の名の由来は、雄しべの先の葯の先端が金色に光ることから。
朱色の花もきれいですが、まだ青い頃の花も清楚で、とても美しく感じられます。

2010年11月9日火曜日

大船植物園のハゲイトウ

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ハゲイトウ  大船植物園

ハゲイトウが何種類か、カーペット状に植えられていました。
グリーン一色だった花壇は夏の終わりから色づきはじめ、
いまは3色に色分けされて鮮やかな葉を風に揺らせています。

ハゲイトウは色のバリエーションが多く、
大船植物園では斑入りのものが中心ですが、
赤やピンク、黄色一色のものもよく見かけます。
雁が飛来する頃に色づくことから雁来紅(ガンライコウ)の別名もあります。

由比若宮のピラカンサ

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ピラカンサ  由比若宮

材木座の路地奥に小さな社があります。
看板には由比若宮、石塔には元鶴岡八幡宮の名前があるので
鶴岡八幡宮に関係することはすぐにわかります。
ただ、両者のあまりの規模の違いに感じるものが少なくありません。
でも、小さいながら掃除は行き届いていて、
地域に大切にされていることを感じさせます。

この時期の花はとても少ないのですが、
ピラカンサが黄色の実を付けはじめていました。
あと半月ほどもすると、小さな境内も少し華やかになることでしょう。

2010年11月8日月曜日

大船植物園のメドーセージ

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メドーセージ  大船植物園

メキシカンセージと同じく、ここ数年ずいぶん目にする機会が多くなりました。
ただしメドーセージの方は繁殖力が強いため、野生化したものの方が
多いような気がします。

メドーセージの名がポピュラーですが、実はこれは別の植物名。
サルビア・ガラニチカが本来の名前です。
原産国のひとつであるパラグアイではガラニチカとは戦士の意味。
口を開けて攻撃してきそうな形からそう呼ばれたのでしょうか。
茎を切ると強いアニス臭がします。

大町のメキシカンセージ

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メキシカンセージ  大町界隈
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メキシカンセージ  大町界隈

鎌倉では年を追ってメキシカン(ブッシュ)セージを見る機会が増えている気がします。
繊毛がモコモコした独特の形状なので目立ちやすいのかもしれませんね。
そのメキシカンセージに白い花がつき、ようやく顕花植物らしい外観となりました。

アメジストセージとも呼ばれますが、これはアメジスト(紫水晶)のような
色味に由来しています。葉を乾燥させたものは生薬として用いられています。

2010年11月7日日曜日

大船植物園のキジュ

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キジュ  大船植物園

大船植物園でキジュという樹木を見つけました。
昭和天皇のキジュを記念して中国から送られたのが名の由来とのこと。
中国では喜寿を祝って贈られることのあるめでたい木なのだそうです。

別名をカンレンボクといい、ヌマミズキ科の植物です。
雌雄同株で、雄花が終わると雌花が咲きはじめます。
その後、果実をつけ写真のようになります。

山ノ内のローズマリー

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ローズマリー  山ノ内界隈

シソ科のローズマリーはハーブとしてよく知られた存在。
肉料理やパスタなどによく使われますよね。
その理由は強い抗菌作用にあります。
欧州では腐食防止に古くから使われてきました。

鎌倉では民家の庭先によく見られるようになりました。
鑑賞と実用という二重の楽しみがあるせいでしょうか。
花は薄青紫色を中心に、淡桃色や白色なども見られます。

春先からいまの時期まで長く咲き続けてきましたが、
冬の到来とともに花は姿を消します。

2010年11月6日土曜日

松嶺院のホトトギス(2)

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タイワンホトトギス  松嶺院(円覚寺)
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ホトトギス  松嶺院(円覚寺)

松嶺院のホトトギスのうち、比較的ポピュラーなタイワンホトトギスと
日本原産のホトトギスです。
日本原産と言っても園芸品種として改良されているのかどうかまでは
ぼくの知識ではわからず。とりあえずは色とりどりの花を楽しむだけです。

名の由来は、花の斑点が山鳥のホトトギスの胸毛に似ていることから。
ホトトギス属は世界に20種ほどありますが、半分は日本原産です。

松嶺院のホトトギス(1)

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シロバナホトトギス  松嶺院(円覚寺)
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キバナノホトトギス  松嶺院(円覚寺)

松嶺院では各種のホトトギスが花をつけていました。
白花のうち、雄しべの先端が薄紫色のものはシロバナホトトギス、
雄しべを含め、すべてが白い品種はシロホトトギスと呼ばれるようです。
…が、詳しいことはわかりません。

黄色はキバナノホトトギスです。似た品種にタカクマホトトギスがありますが、
葉が細長いこと、茎に繊毛があることなどで区別できます。
ツリガネ状の品種にジョウロウホトトギスもありますよね

気になってホトトギスを調べてみたらなんと40種以上もの品種が。
園芸品種としても多くの種類が作られているのですね。

2010年11月5日金曜日

海蔵寺のガマズミ

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ガマズミ  海蔵寺

生食できるのはこのガマズミも同じ。
果実酒にして飲むと滋養強壮や整腸作用があるところも同じ。
赤い小さな実を口に含むと甘酸っぱい香りが口に広がります。

ガマズミの幹は鍬の柄に使われたことから「カマ」の名が、
果実は染料に使われたことからゾメと呼ばれ、
このふたつが合体してガマズミと呼ばれるようになったという説や、
果実に酸味があるので、酢味と呼ばれ、「カマ」と合体した
などの説があります。

松嶺院のヤマボウシ

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ヤマボウシ  松嶺院(円覚寺)

ヤマボウシの実を初めてみました。
意外に大きく、果樹の印象さえ与えます。
調べてみると、実際に生食できるようですね。
強くはないものの甘みもあります。
果実酒にしたものは滋養強壮や整腸作用があるとのこと。
花のヤマボウシのイメージが遠退いてしまいました。(笑)

2010年11月4日木曜日

大巧寺のキンミズヒキ

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キンミズヒキ  大巧寺

外観が似ているというだけでミズヒキの名を付けられたものの、
元祖ミズヒキとは縁もゆかりもないキンミズヒキは、
外観さえもあまり似ていると言いがたい、という素朴な疑問があります。
鎌倉ではあまり群生したところを見ないので
1株1株がひょろっと伸びるさまをミズヒキに喩えたかったかもしれないですね。

果実は爪があって服に付きやすく、ヒッツキグサと呼ばれることの方が多いような…。
バラ科のキンミズヒキには薬用効果があってさまざまな医療分野で利用されています。